「と、言うことで、、、近ければ、卒業式の日に。また、会いましょう」


そう言い、あたしは最後の、、、HRを締めくくった。


「ぜってぇ、来いよ。、、、卒業式」


涼は、納得できていないのか?


不機嫌そうにそんな言葉を残し、いち早く教室を出て行く。


「じゃね、白ちゃん。俺も卒業式の日、待ってるから」


そう言い、翔平は涼の後を追う。


その後を追うように、秋も、徹平も、総も席を立った。


「途中で、投げ出すなんて、、、許さねぇから」


秋は教室を出て行く際に、そんな言葉を残した。


その後も、他の生徒たちからも同じような言葉をもらった。


あぁ、出たいなぁ。


、、、卒業式。