after Shining Moon&Star's 完結

そんなことを思いながら、終業式が終わり、、、


体育館から流れる、生徒たちの波に身を任せた。


教室に入り、今か、今かと、、、


帰ることを期待している、生徒たちと向き合う。


「明日から、冬休みですね?」


彼らにとっては、高校最後の冬休み。


彼らは、どんな風に過ごすのだろうか?


「冬休みだからと言って、ハメを外さないように」

「わかってるよ」


涼が、あたしの言葉に言い返す。


「そう言う涼が、1番、、、心配なんだけど」


あたしの言葉に、教室中に笑みが零れる。


あたしは生徒たち1人、1人の顔を眺める。


走馬灯のように、彼らと出会った頃の頃を思い出す。