after Shining Moon&Star's 完結

「そういう水城先生は、デートの予定でも?」


あたしに助け舟を出すように、暁夜が水城先生に話し振る。


、、、助かった。


これ以上、星夜との関係を突っ込まれたくなかったあたしには、とても調度良かった。


水城先生は暁夜の言葉に、聞いていないことまで、ベラベラと話し出す。


そんな嬉しいそうに話す、水城先生に、、、


あたしの心の中には、どす黒い感情が生まれてくれる。


どうして、、、


世の中はこんなに、不公平なのだろう。


明日が来ることを、楽しみに待つ人間と、、、


明日が来ることが、不安で仕方ない人間。


同じ人間なのに、どうして、どうして、、、


こんなにも、自分が惨めに思えてくるのだろう。