そして、響月の命日から1週間が過ぎた頃。


あたしはやっと、病院へと向った。


個人病院の、産婦人科に、、、


待合室には、お腹の大きな妊婦さんがチラホラ、、、


それを見て、あたしは自分のお腹に手を当てる。


あたしのお腹にも、居るのかな?


そんなことを、思いながら、、、


「白戸さん、どうぞこちらへ」


看護婦さんに名前を呼ばれ、診察室に案内される。


「今回は、妊娠検査で入らしたんですよね?」

「はい」

「先ほどの尿検査では、妊娠反応は出ませんでした」


、、、そっか。


それに期待していなかったつもりなのに、1人で落ち込む。


「でも、月経は来てないですよね?」

「、、、はい」