「そういえば、雫月。また、、、痩せたよね?」


遥が、あたしに聞いてくる。


「痩せた」と言われても、ここ最近体重計に乗ることもなかったから、わからない。


「確かに、少し痩せたね?」


そして、瑞輝さんも遥と同じ事を口にする。


「そう、かな?」


自分では、よくわからないんですけど、、、


「何ダイエットしてるわけ?」

「何もしてないよ。それに、たぶん気のせい」


遥の言葉に、あたしは否定する。


「20過ぎたら、太る一方、、、」

「それわかる」


遥と瑞輝さんは、そんな話を始める。


「まだ、2人は良いわよ。ねぇ?」


遥のママが、ママに尋ねる。