after Shining Moon&Star's 完結

でも暁夜がバレたくないなら、秘密にしておこう。


そう思ったのに、、、


昨日と、全く同じ状況に陥ってしまった。


「白戸先生」


そう、、、


暁夜と一緒に居た女の子の方が、あたしに声を掛けて来たのだ。


え、、、誰?


昨日も思ったけど、あたし、、、人の顔を、覚えられないのかなぁ?


彼女は、あたし達の席へと足を運ぶ。


「お久しぶりですね?白戸先生」

「、、、お久し、ぶりですね?」


相手もよくわからないが、とりあえず、、、話を、合わせた。


その間に、暁夜はあたし達から見えない、死角の席へ座った。


「もしかして、デート中でした?」


あたし達の席を見て、彼女は申し訳なさそうに尋ねる。