after Shining Moon&Star's 完結

「ありがとう、遥」


あたしはそんな遥に、お礼を口にする。


「あたし、、、星夜以外は、考えられない」


他の人じゃ、ダメなんだ。


あたしは星夜とじゃなきゃ、ダメ、、、


他の人との方が、幸せになれるとわかっていても、、、


あたしは、星夜じゃなきゃ、、、


痛みを、苦しみを、、、分かり合えないから、、、


「何、惚気てんのよ~」


遥は先ほどとは違い、嬉しいそうにあたしのことを茶化した。


「遥も、人のこと言えないでしょ?凜くん、一筋な癖して」

「あたしじゃなくて、凜の方が、、、」

「はいはい。とりあえず、席に戻ろう?」


遥の話を最後まで聞かず、あたしは遥にそう、促した。


後ろでグチグチと、遥は何かを言ってが、、、


それに、あたしは触れもしなかった。