そんな優しくしないで期待しちゃうじゃん


あの日から2週間が過ぎ久御山と話してない。

久御山好きな子いるのかな?
とか

付き合ってたらどーしよ。

など考えてしまう。

明日は体育祭なのにー。

集中できないじゃんー。

まぁ、頑張ろっ♪

そしてその日は早く寝ることにした。

そして次の日。

いよいよ体育祭本番だ。

最初の種目は女子徒競走。

『ドキドキするぅー。』

『大丈夫だよ!美羽なら』

『渚に言われたくない!』

『大丈夫だって〜』

『渚には絶対に勝てないの!』

『まぁまぁ笑』

この子は渚(なぎさ)私の1番仲良い友達。

いつも相談とか乗ってくれるの♪

すごい優しくて人のことばったり考えていて、スポーツ万能!

本番羨ましい。

私と違う。

そしてホイッスルとともにいっそうしゃめが走りだした。

次は私の番。

『よーい。』

バン。

全力で走った結果は

『悔しいー!渚にはやっぱ叶わないや』

『美羽も速かったよ!』

2位だった。

でも、4位よりはマシだ。

久御山にみられたかな?

ぅーん。困るー!

恥ずかしいところみられちゃう。泣

そしていろいろな種目が終わりもう帰る。

そして私はおもいきって久御山にメアドを聞いた。

『久御山!』

『ん?あ、中川じゃん。
久しぶり』

『久しぶり〜
3年ぶりだね!こうやって話したの』

『そーだな。』

そんな会話をしていてメアドのことを忘れそうになった。

『あ。そうだ』

『なに?』

『久御山のメアドほしい!
教えて〜』

『あぁ、別にええょ。』

そっけなくok。

『やった!』

『そんな嬉しいもんかね笑』

『え、いや別に〜』

『まぁ、いいや』

そして私は久御山のメアドをGET!

帰って早速メールをした。