そんな優しくしないで期待しちゃうじゃん


そして今。

私は中学1年生。

『もう彼と同じクラスじゃないんだ。
悲しみの半分嬉しさもあるな。』

『美羽すごい辛い思いしたもんね。
また同じだったら苦しいよね。』

夏美はすごい心配してくれる。

やっぱりこれが心友なんだな。

一緒に悲しんでくれて。

友達のありがたみがわかる。

そして先生からクラス名簿をもらう。

『あ、私1組だ!
美羽は?』

『私はー…。
あ。3組だ!』

『離れちゃったねー』

『本当だね。
でも、いつでも会えるじゃん!』

『そーだね!』

そしてクラスメイトの名前をみた。

仲良い子がいっぱい。

最高じゃん♪

いい1年になりそう〜

そのとき3組に彼の名前が。

『え。』

『美羽どーしたの?
ん?あ。あの人の名前だね。』

確実に彼の名前がかかれてる。

また同じクラスだ。

どーしよ。気まずいよぉー泣

そんなこんなして入学式が始まった。

そして12時になって新しいクラスに行った。

教室に入り指名されている自分の席に座った。

私の斜め後ろには…。

彼だ。一瞬目があったがすぐに逸らした。

やっぱり気まずい。

この先どーするのーーー!