その夜私は久御山とメールをしていた。
明日の勉強会の話だ。
『夏美ね、明日のことすごい楽しみにしているんだよ!』
『へぇ、そうか』
なんか冷たい。
『どーしたの?久御山』
『いや、別に。
ていうか、俺のこと久御山じゃなくて剛ってよんで。
練習だよ。』
なんの練習かわからない。
まぁ、いいや。
『わかった!剛って呼ぶね』
『おう!』
あ。元気になった。
なんか少し期待しちゃう自分がいる。
ダメだ。久御山じゃなくて剛には彼女がいるんだ。
その日は早く寝た。
そしてあっという間に勉強会の日だ。
『あ、剛〜 おはよっ』
『はよ。』
気まずいな。このふいんき。
でも、最近久御山は夏美に冷たい気がする。
メールも夏美の話になると怖いし。
夏美もすこし気にしてる。
『さーて。勉強しますか!』
『そーだな!』
剛が返事してくれた。
なんか嬉しいな

