綾香は部屋のなかで布団にくるまって恐怖心で震えていた。

その時

ピロロン

いやぁぁ!

携帯を恐る恐る見ると友達からだった。

何だ…………優子からだ。


ーーーーーー最近学校来てないけど大丈夫?
あんた、来年は受験生なんだから、ノートならいつでも見せるから遊びにおいでよ。


優しい………………さすが優子。でも、外に出るの、怖いし、優子にもストーカーのせいで迷惑をかけるかもしれない。

ーーーーーーごめんね。有り難いけど行けない。こんど都合がついたらメールするから。

返信っと……………………

ピロロン

ん?メール?

ひっ…………

ーーーーーー愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる。

なん文字も同じ言葉が綴ってあるだけなのに綾香はそれが怖かった。愛する言葉がこんなに重いなんて綾香は知らなかった。
たまらなくなった綾香は返信をすることにした。


ーーーーーーふざけないで。いったい誰なの?私が好きなら私の恐がるようなことしないでくれる?

送信ボタンを押す。これで、しばらくは大丈夫だろう。そう思っていたら天井から
バイブオンが………………………………