「ふ~。危機一髪!」 「さすが、夏斗。あしはやすぎ~。」 走ってヘトヘトの光星が言う。 「フフッ。サンキュー。」 夏斗は、まだ走れるかのように、親指を立てて合図する。 「それにしても、山見のおじさん怖すぎ!」 青ざめた顔をして虹が言う。 「本当だよ!誰だよボール投げたやつ!」 「「お前だよ!!」」 俺も、こえを揃えた。