太陽と虹と青空と~summer memory~









「ふ~。危機一髪!」


「さすが、夏斗。あしはやすぎ~。」





走ってヘトヘトの光星が言う。



「フフッ。サンキュー。」




夏斗は、まだ走れるかのように、親指を立てて合図する。




「それにしても、山見のおじさん怖すぎ!」



青ざめた顔をして虹が言う。






「本当だよ!誰だよボール投げたやつ!」







「「お前だよ!!」」


俺も、こえを揃えた。