「じゃあ、気を取り直して。次、俺!」 名乗り出たのは、夏斗だった。 「俺の見つけた場所はここよりも、すんげーひれーから!」 手を広げて体で表した。 俺たちは、気になって着いていく。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 「ほら!すんげーひれーだろ!」 夏斗が連れてきたところは確かに広かった。 でも、