太陽と虹と青空と~summer memory~








俺たちは、顔をひきつった。


だって、猫がこっちに襲いかかって来るから!








「逃げろーーーー!!」


誰かの、大声で止まってた皆の足が動き出す。





俺たちは、無我夢中で駆け出す。






猫達は、諦めたのか追っては来なかった。




「太陽。あそこは無理そうだな。」


光星が言う。



「くそ!さっき見た時は居なかったのに。」



残念そうに肩を落とす太陽。