秋の扇


それから目も合わさず一切話もせず。

ただアキの隣で笑う女子が憎く見えたり。

苦痛の日々を置いて私は自分を固めた。

何があってもアキが好き。

最近の私は寂しさと嫉妬でちゃんとアキをみれていなかったと反省して。

とうとう話がしたいとアキを呼び出した。

場所は何度も抱き合って何度もキスをして何度も笑い合った私の部屋で。

ありったけの想いを正直にさらけ出した。