数日後…




「おはよ~」



ぁたしがいつものように教室に入ると


いつもとなんら変わらない空気の中に


ほんの少しの黒いモヤが見えた気がした…






悪寒がした。









怖くて怖くて





親友のトコに逃げる事にした。









「繭!」





フイッ






え・・・・・・・・・?











ぁたし…無視された??








「果歩!」









フイッ








また・・・・・・?











気のせいなんかじゃない…



ぁたしシカトされたんだ…








どうして???






わけのわからないまま授業が始まった。











センセイの声なんて聞こえない。。







授業なんて頭に入ってくるはずも無い。









どうして???







疑問ばっかが頭を支配する。









このままじゃ納得のいかないぁたしは

休み時間勇気を出して2人のトコにいった。








「繭」




ササッ





「果歩?」





ササッ







「ねぇ…2人してなんなの???」



ぁたしが繭の肩に手を触れた瞬間…





「さわんないでッ!」




バシッ






え・・・・・・・・・・・・・?








勢いよく振り払われた手。









「あ……」





ぁたしは無意識に走り出していた。