『俺たち運命かもね』
 
「ぇ……ッ…?」

『なんでもないよ♪それよりさ~!ハイ♪♪』

「?」

てのひらにあたたかぃ感触がした。

『今度羽音の番ね!ば~いば~い!』

「……??」

達也君はぁたしの手に
何かを握らせて
帰っていった。

「は~の~ん~!!??早くしてよ~」

「やばっ!」

お母さん怒ってるよ(泣)

「はぁい!!!」

ダダダダッ

「もぉ~羽音!なにしてたのぉ!?」

「ゴメンなさぃぃ…」

「ま~いいけどさっ!行くよッ!!」

「はぁい!」

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


帰りの車の中。。

ぁたしはお母さんの話なんて
全く聞く気になれなかった。

それより…


なにより…


達也君がくれたものが気になって―――――……