「た…つや……???」












『…俺ヤダよ…』










「え??」











『お前のこと、すっげー好きだから……別れたく…ねぇんっだよ!!!!!!!!!!』













達也の言葉に枯れていたはずの熱い雫が

目から零れ落ちた。










止まっていた恋の歯車が













回りだした。












「あたし…もッ…達也のことッ…大好き!!」












『…別れたいって本心???』









「違う…おどされてただけだよ…!」











『・・・・・・良かったぁ・・・』





「?」






『羽音と別れなくていーんだな』








達也はそう言って笑った。









ぁたしもつられて笑った。









いきなり達也が真剣な瞳でぁたしを見つめて言った。







『もう一度、俺の彼女になっていただけますか?』










ぁたしは泣きまくってクシャクシャな笑顔で





「はい」






そしてふたりで笑いあった。











もう一度キスをした。










幸せなときがまた手に入った。。。。







だけど







恐怖はまだ続く。。。