゜+.再恋゜+.
――――――――――――――――――――――

「じゃぁ今日はここまで!
 みんなGOODBYE~♪」

先生の声でみんな一斉に立ち上がり
次々と教室を出て行く。

ぁナニしも出ようっと…

玄関へと歩きかけたその時だった…

グイッ

「ふぇ?」

誰かに腕をつかまれた。

なにーーーーーーーーっ!?(泣)

よく見ると
さっきの男の子だった。

「ななななななんですかッ!?」

『―――――――――…』

その男の子はぁナニしの耳元でなんか言った。

「…ぇ…ッ……」



“羽音って天使みてーな名前”


その台詞どこかで……

『じゃーね』

ヒラヒラ~

……ぁ
……ぁ!!

「あーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!」

ぁたしは玄関に向かうその男の子に向かって叫んだ。

『あ、思い出してくれた?』

忘れるわけない…
この声…
この顔…
ぁたしの…

初恋の人。

「たつやくん?」

ニッコリ

『そだよ』

この時ぁたしは
再び恋に落ちた。