゚.+:。本当の恐怖゚.+:。
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今日も達也とデート。。。

でも
あの日から2週間経った今も
まだ嫌がらせは続いている。

そして
今日も…
恐怖は起きてしまったんだ。

~帰り道~

『羽音電話ぁ~』

「ぁ、本トだ!誰よも~!!」

あの時とほぼ変わらない台詞を発した自分に気付き
嫌な予感がした。

ピッ

「…もしもし」

《メェルみてくれたぁぁ????》

女…

「誰よあんた」

《きゃぁ~もしかして怒ってるぅ???こっわ~!》

ウザ…
女はケタケタ笑う。

殺してやろうかと
思ったぐらいだ。

「誰ってきいてんでしょ!?」

《教えなぁ~い》

「はあ!??」

《それよりさ~》

「なによ」

《なんでぁんたみたいのが工藤くんと付き合ってんの?》

「え……ッ……」

工藤…

ハッ

達也だ!

《とっとと別れて》

「え…」

《さもないと結衣ちゃんがどーなるか…》

結衣…
結衣!?

「どーゆーことよ!?」

《結衣ちゃん助けたいんなら来週の月曜日の放課後
 ○×公園に来なさいよ》

女はそれだけ言うと
電話を切った。。。

危険じゃないわけないってことぐらぃ
分かってる。

でも
行かないと
結衣が……。


ぁたしは
この手で結衣を

守ってみせる