長いキスのあと、達也くんがイキナリ真剣な表情でぁたしの目を見て言った。

『俺さ…羽音にしてほしぃことがあるんだけど…』

「なぁに???」

『呼び捨て』

「は???」

『君付けじゃなくて呼び捨てで呼んでよ』

「ェッ!?ムリムリムリムリムリムリ!!!!」

『羽音に拒否権ナシ』

「はぁぁぁっ!?なにそれ!!!」

『早く♪呼んで♪』

「…達也…くん」

『だぁかぁらぁ~!!!』

「だって…絶対ムリ!!!」

『…あっそ。じゃぁ呼んでくれるまで羽音とは口きかない しキスもしてやんねぇ』

「はっ!?なんでそーなるわけ…??」

『……』

うそ…本当に口きいてくれないし!!!
……ッ!!!!!

「達也ッ!!」

『やっと呼んでくれたぁ…』 ニコニコ

「へ???」

『こーでもしねぇと羽音ぜってぇ呼んでくんねぇだろ?』

「なっ…なにそれぇ!!!??」

確かに呼ばないけど…(汗)

『羽音もうちょっとココ使わないと~』

達也は人差し指で頭をつついた。

『ね?』ニカッ

「……ツ!!!(恥怒)」

ムカツクし~~~~~~~!!!!!!!

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幸せだった。

隣には大好きな人がいて

たくさんおしゃべりして

たくさんキスして……

本当に幸せだった。。。

まるで夢のようで―――…

そう、夢。

夢はすぐに覚めてしまうもの。。。

そう…

ぁたしたちの幸せも長くは続かなかったんだ―…