三雲祐は三雲家、結城翔太は結城家の跡取り。 二人の顔を見るのも久しぶりだ。 「おい、いきなり飛び出してどこ行ったんだ?」 開きっぱなしの襖の奥から翔太の声がする。 広間に入ると、紫苑と璃苑が言ったとおり翔太と祐が居た。 「二人とも、久しぶり!」 「なんだ、麟かよ」 「……」 「…二人とも冷たすぎるでしょ!少しは反応してよ!」 相変わらず二人とも反応が薄い。 祐はパソコンを操作したまま、麟に見向きもしない。 紫苑と璃苑は1つ下、翔太と祐は麟と同い年。