その時、近くに強烈な瘴気を感じた。 「由来!」 「はい」 由来も瘴気を感じたらしく、麟に頷く。 それとほぼ同時に辺りの瘴気がよりいっそう濃くなる。 あたしと由来だけで大丈夫かな…? 麟がそんな不安を抱いた時、木の陰からがざがざと音がして緋鳥が姿を現した。