「麟?」 麟は不意に後ろから声をかけられ、振り向くと由来が立っていた。 今日も部活があったらしい。 由来は中学生のころから剣道部に入っていて、高校に入った今でも続けている。 大会で優勝する程の腕前の持ち主だ。 「由来、お帰り」 それから二人は玄関に向う。 「あ、そうだ!瑠璃目が覚めたんだよ!」 「そうですか!それは良かった」