「あんた達いい加減にしなよ。瑠璃は怪我してるんでしょ?」 そこで麟はハッと我に返る。 そうだった、瑠璃は背中に傷を負ったんだった… 「瑠璃…傷は大丈夫なの?」 「ええ。傷口はふさがってるから、あとは完治するのを待つだけよ」 麟と瑠璃は二人に聞こえない様、小さい声で話す。 そっか、本当によかった… 気づけは真理菜がしっかり瑠璃を抱いている。 その姿を見て、麟と結衣は顔を見合わせ笑った。