「あたし、心配だから探してくる!」 「では、私も行きます」 麟に続いて由来が言った。 「分かったわ。気をつけて行っておいで」 千恵子に見送られ、麟と由来は家を出た。 「瑠璃ってば、どこに行っちゃったんだろうね?」 「さあ、分かりませんね…」 そんなことを言いながら瑠璃を探して、二人は夜那森という森に入る。 ここには瑠璃の友人がいて、瑠璃はたまにここに出入りしているのだ。