「週明けから先生に怒られるのとか嫌だなー」 「あたしも、同感」 そんなこんな言ってるうちに、電車は学校の近くの駅に止まった。 「先生に見つからないように、裏門から行こ」 「うん。そうだね」 真理菜の意見に従い、麟は桜聖高等学校と書かれた裏門から靴箱に行き、校舎の階段を登る。 麟達の教室は二階の真ん中の四組。 学年は全部で七クラス。 麟が先生に見つかりませんようにーと願いながら角を曲がった瞬間、担任と鉢合わせてしまった。