庭師とお姫様 (naturally番外編)

それを聞いたカイは優しく瞳を細め、



「行こう、リザ」



大きな手のひらをリザへと差し出した。



その手に応えるように重ね合わせた手をギュッと握り、



「カイ。私のもう一つの大切な言葉も教えてください」



「えっ?」



「貴方の……私にとっても大事な彼の名前です」



カイの帰りを待つであろう息子の名前を尋ねた。