「笑い事ではありません! 旦那様になる方の名前を聞き忘れていたなんて……一生の不覚です」
あっけらかんと笑い飛ばす彼に対して、姫は恨めしげに唇を尖らせる。
姫の仕草が今まで見せてきたモノより幼くて可愛いらしい。
……言えば姫はますますむくれてしまいそうなので、代わりに頭をポンポンと軽く撫でておく。
「俺の名前はカイです。覚えてくれましたか?」
ちょっと皮肉にも聞こえる自己紹介に、ミリザ姫はにこっと微笑みを浮かべ、
「はい。たった今から私の一番大切な言葉になりましたから」
こう呟いた姫は、カイの瞳を見つめながら名前を呼ぶ。
あっけらかんと笑い飛ばす彼に対して、姫は恨めしげに唇を尖らせる。
姫の仕草が今まで見せてきたモノより幼くて可愛いらしい。
……言えば姫はますますむくれてしまいそうなので、代わりに頭をポンポンと軽く撫でておく。
「俺の名前はカイです。覚えてくれましたか?」
ちょっと皮肉にも聞こえる自己紹介に、ミリザ姫はにこっと微笑みを浮かべ、
「はい。たった今から私の一番大切な言葉になりましたから」
こう呟いた姫は、カイの瞳を見つめながら名前を呼ぶ。

