それから数日立ってもあいつは来なかった

メールもエラーで返ってきて
電話をしても繋がらない。


そんな日々が続いて
心のどっかで楓空がもう来ないことを
感づいてたけど、認めなくなかった。




あいつが眺めていた空を見上げ
毎日あいつを思い続け
胸をえぐられるような痛みと戦った。


そして、毎日楓空が送ってくれた
最後に撮った写真を見て泣きたくなった。







笑わないあいつが笑ってたんだ。