ただ君のそばにいたい

｢優雲離して。苦しい｣

｢悪ぃ。｣

｢ふうおねぇちゃんお兄ちゃんのこと知ってるのー？｣


｢ん、知ってるよ
って、ハク。私以外とこんなに話せるの？｣


楓空はほんとに驚いてた。


｢なんか、お兄ちゃん安心するの！
ふうおねぇちゃんみたいに優しいオーラがでてたから！｣




｢なぁ、琥珀の話だと、学校に安心出来る人がいたよって嬉しそうな顔するって聞いたんだけど、それ俺のことだろ｣


｢っな！いつその話…｣



｢ほんとなのか(笑)｣


｢そうだとしたら？なに？｣



そういう楓空をまた抱きしめた。