光輝く彼を見つめて

カチカチカチカチ…


海翔の部屋の、時計の音以外は
静まり返っていて、

頭を撫でられるのが、いつの間にか…
気持ち良くなっていた…


身体が勝手に、海翔の方へ傾いて
更に強く抱き締められた。



「美緒」


「何?」


「何で、抵抗しねーの?」


「……抵抗出来ないの」


「何で?」


「わかんない…」


「じゃあ、受け入れてるって解釈する」


「へ?…んっ…」



喋ろうと思ったのに、唇を塞がれて
言葉は発せられなかった…