カーテンの向こう側に…



水原くんがいる。




つい、水原くんのいる方を見て横になったいた。





すると突然、カーテンが少し開いた!?




私がびっくりして見上げると、水原くんが
真剣な顔をして私を見つめていた…




「美緒ちゃん…」


「え?…」


「起きてる?

ちょっといい?」


「あ…うん、いいよ」



私は起き上がった。
水原くんも、丸椅子に腰かけた。




「海翔くん、どーだった?

昨日追いかけて行ったんでしょ?」


「え??…あーうん。

…何か…えーっと…体調悪かったみたい」


「そうなんだ。

何か荒れてる感じだったから心配してた」


「そーだよね…ごめんね…

ありがとう」




私は突然の質問にかなり動揺してしまった…