光輝く彼を見つめて

更衣室に入ったはずの海翔は10分20分経っても
プールには出てこなかった。



30分して、ようやくプールサイドに表れた
海翔だったけど、私が一瞬にしてわかるくらい
ヤル気のなさが体中から滲み出ていた…



準備運動もそこそこのまま、プールに飛び込むといきなりMAXの力?というスピードで
泳ぎ始めた。



バタフライではなく、クロールだったけど…




100メートル泳ぎ終えると、プールから出て
ベンチにどかっと座った。



そこに一部始終を見ていた水原くんが近付いて
隣のベンチに座った。