光輝く彼を見つめて

「うん…」



海翔が聞いた癖に、答えを聞くと
何も言わずにその場を通り過ぎようとした。



「海翔、待ってよ!?」



私の言葉も虚しく、海翔は更衣室に入って
行った。








私がプールを見ると、ずてに水原くんが
プールサイドで準備運動をしていた。


私がプールが見える窓に近付いて、手を振ると
軽く手を上げてくれた。



カッコイイ………



そのうち、飛び込み台に乗って華麗にプールに
飛び込んだ!



まるで、魚のように軽やかにプール飛び込んで
しばらく潜水…



水面に顔を出すと、フォームを確認するように
ゆっくりと泳ぎ出した。