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夕星高等学校

ここに番号がなければ僕の人生は終わる。

418。418。418。。

「41、8、!!」

あっ、た、!!あった!!

僕はなんとかスベリ止め校に止まった。

「はぁー...良かった。。」

「ユウさん!?」

すぐだった。

僕が彼女を無意識に判断するのも。

一息つく僕に高く綺麗な声がかけられた。

「シンさん?」

「私、受かりましたよ!ユウさんは...」

大きな瞳がキラキラに輝いていた。

ユウ「受かった!」

パアアと、彼女の表情が明るくなる。