『知ってるよ?浮気されていることも全部』
『正直今連絡なんて取ってないし、来ないし、もう別れたことになっているかもしれない。だけど…』
アツシくんは
初めて好きだって
恋を教えてくれたから…
たとえ連絡取ってなくても、
浮気されていても、
好きなのか気持ちが分からなくても、
『大切な人には変わりはないの』
「でも…大切なら…浮気だってされてるって分かってるなら何で怒んないんだよ?」
やめて
「それさ、アツシからも現実からも逃げてるだけじゃねーの?」
やめてよ
『そんなの分かってる』
「じゃあ、なんでっ『そんなことっ』
『そんなこと藤沢くんに関係…ないでしょ…』
「関係ある」
『なんでそう言えるの…』
「俺がユキホのことがす『いやっ』
『言わないで…っ』
藤沢くんの言葉ひとつひとつが私の胸の一番奥に突き刺さっては、私の心をかき乱していく。
『お願いだから…これ以上私の中に入ってこないで』
突き放した胸は、藤沢くんのシャツは、
濡れた後…、シミができていた
