ちょりん病院とゆかいな仲間たち


雅夫「あのさお前最近彼氏と別れたんだよね」

麗香「はい別れましたよ。気持ち悪い彼氏でね。それがどうかしましたか?(やばいこの流れっ(-_-;))」

雅夫「1回だけやらしてくんねえかな」

麗香「…お断りします。」

雅夫「なんでだよ(-_-)」

麗香「なんでやらせなきゃならないんですか?セフレですか?!セフレでしたらて他を当たってください!わたし好きな人じゃないとやりたくありません!」

雅夫「俺はお前が好きだぜ!お前は俺が嫌いなのか?!」

麗香「好きですが恋愛とかではないです。なんか意味がわからないし頭がおかしい!訴えますよ!」

雅夫「ごめんそんなつもりじゃなかった…言い方が悪かった。俺は麗香じゃないといやだ」

麗香「告白ですか?!だったらなぜやらせてくれとか意味がわからない!馬鹿にしてるんですか!」

と麗香は怒りながらスタスタ屋上に向かった。
麗香はドキドキしていた。
雅夫をそんな風に見たことがなかった。
わがままでプライド高くて
人のいやがることばかりする。
麗香は29才雅夫は30才だった。別に年なんか1つくらいたいしたことはないが…

麗香は元カレにさんざんな目にあい、付き合う男全て懲り懲りな思いで別れているので、どうせ男運悪いし人間不振になり心を閉ざしていた。
最近やっと桜や秋男や雪男に心を許し
だからこそ、あつ子が悲しい顔をしているとほっておけなかったのだ。
恋をしては駄目…
許したら裏切られる。
許したら傷つけられる。
そんなことを思う麗香はあえて仮面をかぶり男っぽく振る舞い、強い女を演じていた。

一方桜は麗香が気になり後をつけた。
まさかの小西雅夫からの告白だかなんだかわからないエッチの誘い。

「つうか いいなあ~~」
桜は羨ましくおもった。

フリーっていいなあ~~
同棲中のマンネリした彼氏とは毎日喧嘩ばかり…五年も付き合っているからそろそろ結婚…と思うが踏ん切りがつかない。
今 気になるドクターがいるが彼女がいるから眺めているだけの桜だった。

別れよっかなあ~全く新鮮味もないしつまらないし。
でも別れる題材がない…
好きでもなければ嫌いでもない。
もっと ドキドキワクワク最初はしていた。
全くつまらない。
しかも同棲してるからなんだか主婦みたいで家事大変だし…
もっとどこかに出掛けたりワクワクしたいな~~

呑気に黄昏ている桜を麗香は見つけた。

麗香「ちょっと!あとをつけていたわね!雅夫との会話聞いた?」

桜「聞いたわよ(^^)v」

麗香「なによ!まあいいわ
だったら話が早い。どう思う?」

桜「どう思うもなにも 好きなのか 嫌いなのか 2つに1つしかないじゃない。
麗香はどう思うの?」

麗香「つうか あいつさ女医の奥さんいるべよ!不倫してくれっつうことかよ!意味わかんね!
離婚してんのかな!
わがままでプライド高くて30才ってことでさ 誰とも親しくしてないからプライベートが全くわからなくないか?」

桜「確かに。あいつの今日の予定は?」

麗香「確か1時からペイン科の奴ら(麻酔科)と会議室で打ち合わせだよ!」
桜「だったら医局にいこう。わざとらしく診断書お願いに来ましたとかいって医局にいこう。」

麗香「よし!行こう!あと残り休憩何分?」

桜「15分!」

麗香「よし(/--)/」

医局とはドクター達が待機するところ。一人一人にデスクが与えられ診断書など集中して書いたり、夜勤の時などそこで病棟から呼ばれるまで過ごす場所。
VIP待遇で何から何まである。
看護師や事務員たちは忘れ物を取りに行かされたり自由に行き来できる。
屋上に行く手前にある。
スタッフがエレベーターに乗るのは基本禁止だが、こっそり乗り四階のボタンを押し
何回も閉めるボタンを連打してドアを閉めた。

チン
ドアが静かに開き
シーンとしている。
堂々と二人はして医局の領域に入っていった。

ドアをノックして入ると
くたびれたジイさんのドクターがソファーで寝ていた。
デスクは一人一人仕切られて書類が沢山あり倉庫のようにごちゃごちゃしていた。
麗香と桜がウロウロしていても全く怪しくもなんともなかった。
麗香「雅夫のデスクはどこかしら」

桜「あ! あのバック雅夫のじゃない?!」

麗香「ほんとだ!」

雅夫のデスクらしきところまでくると診断書やカルテ
レントゲンでごちゃごちゃしていた。
雅夫の患者の診断書がある。間違いない。
色々な病棟の看護師の写真がマグネットで止めてある。
(なんだあいつ…)
麗香は少しがっかりした。

桜「引き出し鍵がかかってないよ(^^)v」

麗香「やば!あけろ」

桜「イエス隊長(^-^ゞ」

一番うえの引き出しをあける。
給料明細が無造作に出てきた。
(あいつ大学病院勤務だから ここにはバイトなんだ!でも医者の社会保険に入ってる)
大学病院勤務の下っぱのドクター達は、なぜか給料がもらえない。肩書きのある上のドクター達は給料がもらえる。つまり他の病院に派遣でいったり、バイトにいかないとやっていけないのだ。
雅夫は週三回チョリン病院にバイトに来ている。1日 日払いで5万円
週三回で15万円
月で15×4で60万円だ((*_*))
そりゃあ わがままにもなるな
扶養家族有!!
結婚してる!!
桜「…」

麗香「…行こう」

桜「うん」

二人はそこから立ち去った。