催涙雨 ~clover~

恋愛(ピュア)

*彼岸花*/著
催涙雨 ~clover~
作品番号
1061030
最終更新
2014/06/13
総文字数
1
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
催涙雨、それは年に一回会えなかった織姫と彦星の涙。

…本当にそうかしら?
その涙は、彦星と結ばれなかった別の姫の涙かもしれない。


…私には関係ないけど、その雨は好き。
貴方に会えたから…

……織姫と彦星。
そして、悪女と呼ばれた女。


伝説の八咫烏で悪女と呼ばれた
霧島 雫
×
悪魔と呼ばれ、八咫烏を愛し依存する
西条 夜雨

彦星
西宮 哉太

織姫
金井 梓


悪女と悪魔。
そう呼ばれた二人が出会い、恋をする。


「…夜雨、貴方以外何も要らないわ」
×
「…雫、雫。俺の前から消えないで」


「……悪女め。二度と俺の梓に近寄るな」

「……みーんな、私の物よ。この世の男は私の騎士なの」


……梓、私は貴方のお陰で夜雨に会えた。それは感謝してるわ。

だから、お礼に


“…貴方の大切な物奪ってあげる”

嬉しいでしょう?
私の物を奪っては楽しんでいたものね?


…貴方の絶望に歪む顔、楽しみだわ。


……私は八咫烏、夜雨は悪魔なのだから。

……負けないわよ?

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