キミダカラ







そのうち、1年生校舎自体が賑やかになっていた。


「おっは〜」

「百花!!おはよ!!」


浜田百花(ハマダ モモカ)。
あたしの抱き枕。
抱き心地がすごくいいの。


おっきくて、あったかくて……。




「千紘〜?荷物置かせて?」

「はぁい…」


しぶしぶ離れて、あたしも自分の席にむかった。