御幸はその隣で本を開く。 今回の本は気まぐれで珍しくも恋愛ものだ。 御幸は滅多に恋愛ものは読まないけれど今回はやけに奏にオススメされ仕方なく読んで見ることにした。 それはある少女と少年の話。 少女は少年に恋をして片思いの毎日を送る。 しかし少女には持病があって日に日に身体は弱くなる一方だ。それに少年にも恋心を気づいてもらえずにいる。 そんなある日、少女は医者から余命宣告を受ける。残り3ヶ月の命だと。 少女は泣き喚き叫んだ。 どうして私はいつもこうなのかと。