「しっかし未亜ちゃん、強いな。何あれ空手?」 「あっはい。かな……お兄ちゃんは私が空手やってることは多分知らないんですけど…」 奏をかなちゃんと言わずお兄ちゃんと敢えて言ったあたり呼び慣れてないらしい。 「へぇ、大会とかも出たりしたの?」 「あっ、はい。何度か」 そこに少しの照れさが混じれている事を御幸は見逃さなかった。