「もーっ!
だから、ニートとか、地味とかって言われるんでしょっ!
もう、授業始まるよ?早く戻ろうっ!」

手をぐいぐいと引っ張られ俺はあきはと一緒に教室へ戻った。

教室へ戻るともちろん、あきはは、男子と女子に囲まれ笑顔で会話をしている。

俺はそんなあきはを横目で見ながら
ヘッドフォンを付け周りの声が聞こえへんようにした。