｢いいよ、許すよ、私こそあなたを誤解してたから｣
そういうと
拓弥は安堵をつく。
拓弥はただただ
チャラいだけかと
思ったけど
違うんだ。
そう思い
笑った。
美海は
拓弥の隣にきて
腕をくもうとしていた。
しかしファンにみつかり
くめなかった。
｢やれやれ、拓弥くん大変だねー｣
囲まれている
拓弥を遠い目でみていた
沙樹那。
美海は拓弥をただただ見つめている。
その様子をみていた
私は黙っていられなく
｢美海は拓弥くん好きなの？｣
って聞いた。
案の定
｢バカっ！好きじゃないよ！ファンなだけ｣
って顔を真っ赤にした美海。
なんだか面白かった。
