レインドロップ


それから毎日、私たちは学校に行った。

からっぽの左側には慣れなかったけど、蒼ちゃんが手を引いてくれるから、寂しさは紛れた。


そして、小学校の卒業式を迎えた。

式を終えて友達と別れの言葉を言い合った後、私たちはある場所へ向かう。

卒業生用の花束と、手作りの卒業証書を持って。

「祐くん──」


「会いに来たよ」

7ヶ月ぶりだった。

蒼ちゃんにお墓を綺麗にしてもらって、花束と卒業証書を置く。

「この卒業証書ね、クラスのみんなと作ったんだよ。みんなからのメッセージが書いてあるから、読んでね」

「提案者は俺だけどな」

そう。
提案したのは蒼ちゃんだった。

『祐と一緒に卒業したい』

と言って。