秘め恋*story2~学校で…~






「有子さん…。」




「ん…?」





彼から離れ、顔を覗き込もうとすると
今度はそっとじゃない、激しいキスが降ってきた。



求められるままに、私も必死にそのキスに応える。



もう何年もこんな熱くてとろけるようなキスなんてしてないから、絡める舌がぎこちない。




「ん…はぁ。んっ。」




彼のゴツゴツとした手が私の頬を撫で、首筋に滑り落ちる。




「…ぁっ。」




思わず、吐息が洩れる。


彼の甘いキスに頭がボーッとしてくる。


彼は名残惜しそうに唇を離すと…とろっとした私をじっと見つめた。



その視線に捕らえられ、お腹の奥のずっとしたあたりがジワッと熱くなる。





「有子さん、俺…」





息子の担任の顔が男の顔で私を見つめる。



何が言いたいのか、痛いほど分かる…でも、





「私…昨日の夜、夫に…」





私はそこまで言って顔を背けた。



そこに愛はなくても、私は昨日の夜夫に抱かれたのだ。



そんな身体で彼になんて…可哀想すぎる。





「有子さん、こっち向いて。」




「む、無理よ…こんな身体で…」





ーーーーーーーチュ。。


え?


思わず、キスされた頬に触れ彼を見た。



すると、彼は愛しそうに目を細めて微笑んだ。



そして、そっと私の耳元まで顔を寄せると
あの掠れたセクシーな声で囁いた。。





「じゃあ、俺の感覚しか思い出せなくなるくらい、…愛しますから。」





そして、そのままソファーへ倒れ込む。


暫く、ゆっくりと唇を重ねて舌と舌でお互いの熱を伝え合う。





「んっ…」




「…ハァ、もっと知りたい…有子さんのことを…」





「佐伯…先生。。」





そこからはお互いに求め合い、心の隙間もろとも埋めるように重なり…溺れた。



そこが学校ということを頭の片隅に追いやって。



若さなのか、佐伯先生のは何度私を快感の波に追いやっても逞しかった。




荒々しく攻める、でも私を気遣い、時には優しくゆっくり溶けるような…そんな愛し方。




自分勝手な夫の抱き方とは大違い。




彼は最初に言った通り、
彼の感覚しか思い出せなくなるくらい愛してくれた。