『あ、そういえばね!』 仲直りしたすぐに、奈菜は開き直って話はじめた。 今回の件は、奈菜は悪くないし、誰が悪いわけでもないから攻めるつもりもない。 真美は、減点されたレポートを出してから、奈菜と図書室に行った。 奈菜が一つの本を取り出して、真美に言った。