あ、やっぱり私が先に見てたのかも。


なんて、絶対言わない!!

素直になれない
…恋人同士ぽくないかな?







「行きたい所、ある?」


サラリと言った牧瀬。

しかもいつの間にか私のバックを持ってくれている。




うわ…

やっぱ恋人って感じ!



「ん~…じゃあ遊園地!!!」



少し赤くなりながら、私は照れるのを隠すように必要以上に元気に答えた。