「あ、もうこんな時間。今日は当番だったから、先行くね。ごちそうさまでした〜。」 希奈は皿をキッチンに持って行き、カバンを持つ。 「行ってきます!!」 「いってらっしゃい。鍵、忘れんなよ。」 「わかってまーす。」 そう言って玄関に向かった。 そろそろ、俺も準備しなきゃな。 時計は、7:23だった。 中途半端な時間。 俺は、皿を洗う。 洗い終わると、忘れ物が無いか確かめる。 時刻は、7:45だった。 時間は、あっという間にすぎてしまう。 「言ってきまーす。」 そして、俺も出かける。