まあ、でも と付け加える華奈




「……………?」





「べつに今すぐとか言わない」





「陽菜が落ち着いたら言いな」




目を見開く私をみて苦笑しながら涙をぬぐってくれた




「………いつ言おう…………」




「…んー、そこまではうちは口出し出来ないよ。決めるのは陽菜自身」


相談なら乗るけどねとはにかむ華奈

何度その笑顔に優しさに救われただろう



「…ありがとっ…」






「お礼はジュースな」






「…んなっ!! そんなたくらみあったの!!」





放課後に親友の言葉に救われ
歩き出す勇気を貰えた






どうか この想いを受け止めて欲しい
好きだよって笑って欲しい




ねえ、神さま
そう願うのはわがままなのかな?








ねえ、蒼空
いま貴方は誰を思っていますか?